「別にいいよ。」
日本語だと、
気にしてない、こだわってない、
むしろ相手に配慮しているつもりで使う一言ですよね。
僕も英語で会話していて、
つい whatever や it's fine を使ってしまい、
あとから「今の、感じ悪く聞こえてないかな?」と不安になったことがあります。
実は「別にいいよ」は、
英語では言い方を間違えると冷たく、投げやりに聞こえる表現です。
この記事では、
英語学習者が一番つまづきやすい
「別にいいよ」の安全な言い方と、避けたい言い方を、
場面別に分かりやすく整理します。
Contents
英語の「別にいいよ」は意味が一つではない

日本語の「別にいいよ」はとても便利な表現です。
相手を気遣っているつもりで使うこともあれば、
本当に興味がない時にも使います。
でも英語では、この便利さがそのまま通用しません。
ここでまず押さえておきたいチェックとして、
英語では「別にいいよ」にあたる表現が、
話し相手の気持ちの温度をかなり正確に反映してしまう、という点があります。
同じ「別にいいよ」でも、日本語では
- 本当にどうでもいい
- 相手に譲っている
- 気にしてないだけ
- ちょっと面倒だけど許容している
こうした気持ちを一言でまとめてしまいますよね。
一方、英語ではそれぞれが別の言い方になります。
ここを理解していないと、
日本語では優しさのつもりだった一言が、
英語では冷たく、投げやりに聞こえてしまうことがあります。
実際、「別にいいよ」を英語で言う場面では、
「本当に気にしてない」のか
「相手に配慮して譲っている」のか
「興味がない、もうどうでもいい」のか
この違いを、相手は言葉から判断します。
ここで重要なポイントは、
英語では「別にいいよ」という一言が、話し相手の気持ちをかなり正確に伝えてしまう、という点です。
英語では「配慮して譲っている」のか「本当に興味がない」のかが、言葉から判断されます。
日本語では、相手に合わせるつもりで言った「別にいいよ」も、
英語では「どうでもいい」「関心がない」と受け取られてしまうことがあります。
これは、日本語ほど曖昧さが許容されない言語だからです。
whatever は「別にいい」ではなく、「もうどうでもいい」に近く聞こえることがあります。
このズレに気づかないまま使うと、
自分では普通に返事しているつもりでも、相手との距離を広げてしまうことがあります。
I don’t mind は「あなたに合わせるよ」という配慮が自然に伝わります。
つまり、「別にいいよ」を英語で言うときは、
日本語の感覚で直訳するのではなく、
自分が今どんな気持ちなのかを先に決めることが大切です。
英語では「無関心」と「配慮」は、まったく別の言葉で表されます。
It’s fine は本当に「別にいい」?

「別にいいよ」を英語で言うとき、
多くの人が最初に思い浮かべるのが It’s fine です。
実際、この表現はとてもよく使われますし、
文法的にも意味的にも間違いではありません。
ただし、一番誤解が起きやすい表現でもあります。
It’s fine は、
話し手の気持ちよりも 状況の受け入れ を表す言葉です。
そのため、言い方や文脈によっては、
「納得している」ではなく
「もうどうでもいい」「仕方なく受け入れている」
という印象になることがあります。
ここで一度 チェック しておきたいのは、
It’s fine は感情があまり乗らない表現だ、という点です。
たとえば、相手がこちらに気を遣って
「本当に大丈夫?」と聞いてきている場面で
短く It’s fine. とだけ返すと、
少し距離を感じさせてしまうことがあります。
無表情・短いトーンでの It’s fine は、
「もう話を終わらせたい」というサインに聞こえることがあります
一方で、It’s fine が自然に機能する場面もあります。
それは、感情を強く出す必要がないときです。
たとえば、予定の小さな変更や、
本当にどちらでも構わない選択肢に対してなら、
It’s fine はシンプルで問題ありません。
状況を淡々と受け入れる場面では、It’s fine は自然です。
ただし、日本語の「別にいいよ(相手に配慮して)」
という気持ちを伝えたいときには、
It’s fine だけでは少し足りないことが多いです。
ここが重要な ポイント になります。
英語で「別にいいよ」と言うとき、
相手への配慮を伝えたいなら、
It’s fine よりも I don’t mind の方が
その気持ちを正確に表せます。
I don’t mind が一番安全な理由

「別にいいよ」を英語で感じよく伝えたいとき、
いちばん失敗しにくい表現が I don’t mind です。
この表現が優れている理由は、とてもシンプルで、
相手への配慮が言葉そのものに含まれているからです。
I don’t mind は、
「どうでもいい」ではなく
「あなたに合わせるよ」「気にしていないよ」
という姿勢を自然に示します。
ここが、It’s fine や whatever との大きな違いです。
たとえば、相手が選択を迷っている場面で、
Which one do you want?
I don’t mind.
と言われると、
「どちらでもいい」ではなく
「あなたの選択を尊重する」という印象になります。
I don’t mind は「消極的」ではなく
協力的なニュアンスを持つ表現だという点です。
学校生活や友達同士の会話でも、
I don’t mind はとても使いやすい言い方です。
たとえば、
We can change seats if you want.
I don’t mind.
この場合、
「別にいいよ」ではなく
「気にしてないから大丈夫だよ」という
柔らかい返事になります。
相手の気持ちを立てたいとき、I don’t mind は自然で安全です。
一方で、注意点もあります。
強く断りたい場面や、
本当は嫌なのに I don’t mind を使うと、
あとで誤解が生まれることがあります。
I don’t mind は、
あくまで「本当に問題がないとき」に使う表現です。
ここで押さえておきたい ポイント は一つだけです。
I don’t mind は、
「別にいいよ」ではなく
「あなたに合わせるよ」 と言っている表現だ、ということ。
この感覚を理解しておくと、
英語での人間関係がかなりスムーズになります。
whatever はなぜ感じが悪く聞こえるのか

「別にいいよ」を英語で言おうとして、
whatever を使ったことがある人は多いと思います。
単語自体も短く、覚えやすいですよね。
ただ、この whatever は、
英語ではかなり強い温度を持つ表現です。
whatever は本来、
「どれでも何でも」という意味の単語ですが、
会話の返事として使われると、
相手への関心のなさ が前面に出ます。
whatever は「選択肢を委ねる」言葉ではなく、
「もうどうでもいい」という態度を示す言葉だ、という点です。
たとえば、相手が真剣に相談している場面で、
Which one do you prefer?
Whatever.
と返すと、
「あなたの話に興味がない」
「考える気がない」
という印象を与えてしまいます。
日本語の「別にいいよ」の感覚で whatever を使うと、
冷たく、突き放した印象になりやすいです。
もちろん、whatever が使われる場面もあります。
ただし、それはかなり限定的です。
たとえば、
すでに何度も同じ話をしていて疲れているときや、
冗談っぽく投げるようなやり取りの中では、
皮肉や諦めを込めて使われることがあります。
仲のいい友達同士で、軽いノリとして使われる whatever は成立します。
ただし、
学校生活や英語学習の場面では、
このニュアンスが伝わりきらず、
「感じが悪い人」に見えてしまうことが多いです。
「相手に合わせたい」「波風を立てたくない」
そういう気持ちで使うなら、
whatever はほぼ選択肢になりません。
場面別|「別にいいよ」の最適解

ここまで見てきたように、「別にいいよ」は
英語では一つの表現で済ませない方が自然です。
大切なのは、どの場面で・誰に対して言うか です。
友達同士・学校生活で使うなら
日常会話や学校で、相手に配慮しながら返事をしたいなら
I don’t mind が一番安定します。
相手が迷っているときにこれを使うと、
「あなたに合わせるよ」という姿勢がそのまま伝わります。
しかし、
本当は嫌なのに I don’t mind を使うと、
あとで誤解が生まれやすいので注意が必要です。
軽い状況説明・事務的な場面なら
感情を込める必要がなく、
単に状況を受け入れているだけなら It’s fine でも問題ありません。
予定の小さな変更や、
本当にどちらでも構わない選択肢なら自然です。
ただし、短く言い切ると冷たく聞こえることがあります。
トーンや前後の一言で調整する意識が大切です。
SNS・チャットで使うとき
文字だけのやり取りでは、
whatever は特に誤解されやすい 表現です。
日本語の感覚で使うと、「投げやり」「感じが悪い」という印象を与えがちです。
SNSでは、
I don’t mind や It’s fine に
一言補足を添える方が、圧倒的に安全です。
少し丁寧に、感じよく断りたいとき
相手との関係を壊したくない場面では、
I don’t mind や It’s fine を使いつつ、
理由や一言を添えるのが自然です。
ここで重要な ポイント は、
英語では「何も言わない」より
「少し説明する」方が丁寧に聞こえる、という点です。
まとめ感覚で覚えるなら
細かく覚えるより、
次の感覚だけ持っておくと実用的です。
- 配慮したい → I don’t mind
- 状況を受け入れる → It’s fine
- 投げやり・無関心に見えやすい → whatever
この使い分けができれば、
「別にいいよ」を英語で言う場面で、
相手に誤解されることはかなり減ります。
まとめ|英語で「別にいいよ」と言うときの結論

日本語の「別にいいよ」は、
相手への配慮、無関心、妥協など、
いろいろな気持ちを一言でまとめてしまえる便利な表現です。
一方で英語では、その曖昧さがそのまま通用しません。
どの表現を選ぶかによって、
「優しい人」にも「冷たい人」にも聞こえてしまいます。
相手に配慮したいとき、感じよく返事をしたいときは、
I don’t mind が最も安全で自然です。
「あなたに合わせるよ」という気持ちが、言葉自体に含まれています。
状況を淡々と受け入れるだけなら、
It’s fine も使えますが、
トーンや前後の一言がないと、少し距離を感じさせることがあります。
一方で、whatever は注意が必要です。
日本語の「別にいいよ」のつもりで使うと、
英語では「どうでもいい」「話す気がない」という
投げやりな印象になりやすい表現です。
英語で「別にいいよ」と言うときに大切なのは、
直訳することではなく、
自分が今どんな気持ちなのかをはっきりさせることです。
相手に譲りたいのか、
本当に気にしていないのか、
それとも話を終わらせたいのか。
その違いを意識して表現を選べるようになると、
英語での会話はグッと自然になります。
この記事が、
「なんとなく返事をしてしまって後で不安になる」状態から、
一歩抜け出すきっかけになれば嬉しいです。